PR

スシローのアレルギー情報|公式一覧の見方と2026年の制度改正

スシローのアレルギー情報 アイキャッチ画像 スシロー

はじめにお読みください。この記事は、スシローが公開しているアレルギー情報の「探し方」と「読み方」を整理したものです。個別の商品にどのアレルギー物質が入っているかは、この記事では扱いません。アレルギー情報は随時更新されるため、実際に食べるかどうかの判断は、必ず公式サイトの最新情報を自分で確認したうえで、かかりつけの専門医に相談して行ってください。スシロー公式も「専門医とご相談のうえ、お客様ご自身でご判断ください」と案内しています。

「スシローに行きたいけれど、子どもに卵のアレルギーがある」「そばアレルギーだけど回転寿司は大丈夫?」——そんなとき、まず知りたいのは正しい情報にたどりつく方法です。この記事では、編集部が2026年8月17日に公式サイト・公式PDF・消費者庁の資料を実際に確認して整理した内容をもとに、確認の手順、表の記号の意味、そして2026年4月にあった国のルール変更までを、中学生でもわかる言葉で説明します。

結論:確認の手順は4ステップ

スシローのアレルギー情報は、公式サイトの決まった場所にまとまっています。遠回りせずにたどりつく手順は次のとおりです。

  1. スシロー公式サイトで「お店を探す」から自分が行く店舗を選ぶ
  2. その店舗の「店舗別メニュー」を開く
  3. ページの下にある「アレルギー・原料原産地情報」をタップする
  4. 表示されるアレルギー一覧(PDF)を開いて確認する

ポイントは、いきなり検索でPDFを探さないことです。スシローには通常店舗用のほかに一部店舗専用のアレルギー一覧もあり、検索で出てきた古いPDFを見てしまうと、自分が行く店舗の情報とずれる可能性があります。必ず「行く店舗のページから」たどりましょう。

なお、公式のよくある質問でも、アレルギーに関する問い合わせへの回答は「アレルギー情報のページを確認してください」という案内になっています。アプリや店内のタッチパネルではなく、この一覧表が唯一の公式資料だと考えてよさそうです。

公式一覧の見方:「●」と「○」はまったく意味がちがう

スシローのアレルギー一覧は、商品名が縦に、アレルギー品目が横に並んだ表になっています。ここでいちばん大事なのが、2種類の記号の意味のちがいです。公式サイトには次のように書かれています。

●:原材料として使用しています ○:工場で製造ラインを共有しています

株式会社あきんどスシロー「アレルギー情報」より引用

記号 意味 どう考えればいい?
その材料を実際に使っている その品目のアレルギーがあるなら、避けるべき対象
使ってはいないが、工場で同じ製造ラインを通っている ごく少量が混ざる可能性がある。重い症状が出る人は要注意
(空欄) ●でも○でもない ただし「絶対に入っていない」という保証ではない(後述)
出典:あきんどスシロー公式「アレルギー情報」の凡例をもとに編集部が整理(2026年8月17日確認)

「○」を見落とすと危険です。原材料には書かれていなくても、同じ機械で作られているという意味なので、症状が重い人にとっては無視できない情報になります。表を見るときは、●だけでなく○も必ずチェックしてください。

【独自照合】公式一覧の28品目と、国が定める29品目を突き合わせた

ここからが、この記事でいちばんお伝えしたい内容です。

日本では、食品にアレルギー表示をするときの対象品目が国(消費者庁)によって決められています。そして2026年4月1日に、このルールが改正されました。編集部は、スシローが公開している一覧表(2026年7月31日更新版)の項目と、改正後の国の品目を1つずつ突き合わせました。

まず、国のルールはこう変わった

区分 意味 品目数 2026年4月の変更点
特定原材料 表示が法律で義務 9品目 カシューナッツが追加(8→9品目)
特定原材料に準ずるもの 表示が推奨(任意) 20品目 カシューナッツが義務側へ移動し、ピスタチオが追加
出典:消費者庁「食物アレルギー表示に関する情報」、福岡市「食物アレルギー表示の対象品目が変わりました」(2026年8月17日確認)

義務表示の9品目はえび・カシューナッツ・かに・くるみ・小麦・そば・卵・乳・落花生です。ここでとても大事な注意点があります。カシューナッツの義務化には2028年3月31日までの経過措置があり、それまでは表示が間に合っていない食品も市場に残ります。「書いていないから入っていない」とは限らない時期だということです。

スシローの一覧は28品目。ピスタチオの列は見当たらなかった

スシローの公式アレルギー一覧(2026年7月31日更新版)に並んでいた品目は、次の28項目でした。

区分 スシローの一覧に載っていた品目
義務表示(9品目) 卵、乳成分、小麦、えび、かに、そば、落花生、くるみ、カシューナッツ
→ 9品目すべてあり
推奨表示(20品目) アーモンド、あわび、いか、いくら、オレンジ、キウイフルーツ、牛肉、ごま、さけ、さば、大豆、鶏肉、バナナ、豚肉、マカダミアナッツ、もも、やまいも、りんご、ゼラチン
→ 19品目あり。「ピスタチオ」の列は確認できず
出典:あきんどスシロー公式「アレルギー情報」PDF(2026年7月31日更新版)を編集部が確認し、消費者庁の区分に沿って分類

まとめると、法律で義務づけられている9品目は、すべて表に載っていました。一方で、2026年4月に推奨表示へ加わったばかりのピスタチオだけは、確認した時点では列がありませんでした

ここは誤解のないように書いておきます。推奨表示はあくまで「表示することが望ましい」という位置づけで、法律上の義務ではありません。追加されたばかりの品目が反映されていないこと自体は、めずらしいことではありません。また、この一覧は随時更新されているため、あなたが読んでいる時点ではすでに追加されている可能性も十分にあります。

それでも、ピスタチオやナッツ類にアレルギーがある方は、表だけで判断せず、店舗やお客様相談窓口に直接確認することを強くおすすめします。表に列がないということは、「入っていない」ではなく「その表からは分からない」という意味だからです。

ちなみに、2024年3月の改正で推奨表示から外れた「まつたけ」の列も、すでに一覧にはありませんでした。国のルール変更にきちんと追従して更新されていることがうかがえます。

公式が書いている「3つの注意事項」の意味

スシローのアレルギー情報ページには、短い注意書きが3つ載っています。どれも軽く読み飛ばしがちですが、実はとても重要です。

公式の注意事項 かみくだくと…
本来そのメニューに含まれていない他のアレルギー物質が、工場製造時や店舗調理時に意図せず付着、混入する場合があります 表が空欄でも「絶対に入っていない」とは言い切れない。作る途中で少量まざる可能性がある
情報は随時更新しておりますので、常に最新の情報をご覧下さい 去年見たPDFやスクショは使えない。行く直前にもう一度開く
限定メニューなど、掲載されていない商品がある場合があります 期間限定のフェア商品は表にないことがある。載っていない=安全ではない
出典:あきんどスシロー公式「アレルギー情報」の注意事項(2026年8月17日確認)。右列は編集部による解説

とくに3つめは見落としがちです。スシローは名店監修ラーメンなどの期間限定メニューを毎月のように入れ替えています。「新商品は表にまだ載っていないかもしれない」という前提で見るのが安全です。

回転寿司でとくに気をつけたい場面

公式が言う「店舗調理時に意図せず付着、混入する」とは、具体的にどういうことでしょうか。飲食店の調理現場では、一般的に次のような場面でアレルギー物質が混ざる可能性があるとされています。あくまで一般論ですが、頭に入れておくと質問がしやすくなります。

  • 揚げ物の油を共有している:えび天とほかの揚げ物が同じ油で調理されることがある
  • 器具やまな板を共有している:同じトングや包丁を続けて使う場面がある
  • レーンやテーブルの上:前のお客さんの食べこぼしが残っている可能性がある
  • しょうゆ・たれ類:しょうゆには小麦と大豆が使われているのが一般的
  • 共用の調味料:卓上の容器は多くの人が触る

これらはスシローに限った話ではなく、外食全般に共通するリスクです。症状が重い方の場合、テーブルを自分で拭く、家から専用のしょうゆを持参するといった対策をとっている方もいます。どこまで必要かは症状の程度によって大きく変わるため、必ず主治医と相談して判断してください

店舗やブランドによって一覧がちがう

もうひとつ見落とされがちなのが、アレルギー一覧が1種類ではないという点です。

対象 アレルギー情報
通常のスシロー店舗 共通のアレルギー一覧(PDF)
道頓堀店など一部の店舗 店舗専用の一覧が別に用意されている
京樽・スシロー/スシロー To Go ブランドが異なるため、それぞれの情報を確認する必要がある
デリバリー(出前館・Uber Eatsなど) 各サービス独自のメニュー構成。スシロー公式の情報とあわせて確認
出典:あきんどスシロー公式「アレルギー情報」ページの案内(2026年8月17日確認)

特別なメニューを出している店舗では、通常店舗の一覧に載っていない商品があります。「行く店舗のページからたどる」という最初の手順が大事なのは、このためです。デリバリーで頼む場合の各サービスのちがいは、スシローのデリバリー比較でも整理しています。

表でわからないときの問い合わせ先

表を見ても判断できないときは、遠慮せず問い合わせましょう。スシローを運営するFOOD & LIFE COMPANIESには、公式の窓口があります。

電話 株式会社FOOD & LIFE COMPANIES カスタマーサポート課
06-6368-1012
受付時間 月~金 10:00~17:00(土日祝を除く)
Webフォーム 公式サイトのお問い合わせフォーム
回答までの目安 メールの場合は1~7営業日
出典:FOOD & LIFE COMPANIES 公式お問い合わせページ(2026年8月17日確認)

注意したいのは、メールだと回答まで最大7営業日かかることと、電話窓口が平日の日中しか開いていないことです。土日に家族で行く予定なら、金曜日までに問い合わせを済ませておくと安心です。当日その場で確認したい場合は、店舗のスタッフに直接たずねましょう。

来店前・来店時のチェックリスト

タイミング やること
行く前日まで 行く店舗のページからアレルギー一覧を開き、●と○の両方を確認する
行く前日まで 表でわからない点があれば、平日日中に電話で問い合わせる
当日の朝 もう一度一覧を開き、更新日が変わっていないか見る
入店時 スタッフにアレルギーがあることを伝えておく
注文時 期間限定・フェア商品は表にない場合があるため、その場で確認する
食事中 共用の調味料や、テーブルの上の食べこぼしに注意する
いつでも 処方されている薬(エピペン等がある場合)を必ず携行する
編集部作成。必要な対策の範囲は症状の程度によって異なります。かかりつけ医の指示を優先してください

よくある質問

Q. スシローにアレルギー対応メニューはありますか?

A. 公式サイトでは「特定のアレルギーを除去した専用メニュー」は案内されていません。公開されているのはアレルギー情報の一覧表で、その内容をもとにお客様自身が判断するという仕組みです。

Q. 表が空欄なら食べても大丈夫ですか?

A. 公式が「意図せず付着、混入する場合があります」と明記しているため、空欄=絶対に入っていない、とは言い切れません。症状の重さによって判断が変わるため、必ず専門医に相談してください。

Q. 「●」と「○」はどうちがいますか?

A. ●は原材料として使っているもの、○は工場で製造ラインを共有しているものです。○も混入の可能性を示す情報なので、あわせて確認しましょう。

Q. スシローの一覧は何品目に対応していますか?

A. 編集部が2026年7月31日更新版を確認したところ28品目でした。国が定める義務表示9品目はすべて含まれており、推奨表示のうちピスタチオのみ列が見当たりませんでした。今後更新される可能性があります。

Q. 期間限定メニューのアレルギー情報はどこで見られますか?

A. 一覧に掲載されていない場合があります。その場合は店舗スタッフか、カスタマーサポート課(06-6368-1012/平日10:00~17:00)に確認してください。

まとめ:表は「入口」であって「答え」ではない

スシローのアレルギー情報は、公式サイトの店舗ページからたどれるPDFの一覧表にまとまっています。今回の調査でわかったポイントを整理します。

  • 確認は「店舗を選ぶ → 店舗別メニュー → アレルギー・原料原産地情報」の順にたどるのが確実
  • ●(原材料として使用)と○(製造ラインの共有)は意味がちがう。両方を見る
  • 公式一覧は28品目。国の義務表示9品目はすべて網羅されている
  • 2026年4月に推奨表示へ加わったピスタチオは、確認時点では列が見当たらなかった
  • 空欄=安全ではない。混入の可能性は公式も認めている
  • 問い合わせは平日日中の電話が最短。メールは最大7営業日かかる

アレルギー情報の表は、安全を確かめるための入口です。表を見て終わりにせず、わからないことは必ず問い合わせ、最終的な判断はかかりつけの専門医と一緒に決めてください。それが、家族みんなで安心してお寿司を楽しむための、いちばん確実な方法です。

この記事を書いた人・免責事項

スシ食いねぇー編集部。回転寿司チェーンの公式サイト・公式PDF・行政の一次資料を定点で確認し、内容の変化を記録しています。本記事は2026年8月17日時点で確認した公開情報にもとづく整理であり、医学的な助言ではありません。アレルギー情報は随時更新されるため、実際の飲食にあたっては必ず最新の公式情報をご自身で確認し、かかりつけの専門医にご相談ください。本記事の情報を利用したことによって生じた損害について、当サイトは責任を負いかねます。

参考文献

タイトルとURLをコピーしました